人は承認欲求を持っているということはご存知の通りです。
「私は褒められたくない」と言っている人でも、figure_shakehands
全く無反応で良いわけではありません。
「褒める」という言葉は悪いことではありませんが、
子ども扱いされたようだと思うのかもしれませんね。

褒めるという言葉ではなく、
認めるでもいいでしょう。
または、感謝する「ありがとうございます」
「助かりました」でもいいのではないでしょうか。

ただし、認められたい、感謝されたいポイントが、
人によって異なりますので、
そこは注意しておかなければなりません。

やっていること(プロセス)を認められたいのか、
結果を認められたいのか?

やっていることの全体に向けてのことなのか、
特に力を注いだ特定のところなのか?

褒める言葉を遣うのは簡単にできますが、
相手に届く・響く承認の仕方は工夫が必要ですし、
努力しなければ身に付きません。
その一つが上のポイントです。

さらに言葉だけではなく、態度も大事です。
認めてやっているんだ、感謝してやってるんだでは
逆効果になります。

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では、あなたも実践してみてください。
特定の一人に対して
相手は、なにをどう認められたいかを考え
どのような言葉を遣えば届くでしょうか?
響くでしょうか?
そして、実際に伝えてみましょう。
「私は、○○さんの~でとても助かってます。
 いつもありがとうございます。」
 
 
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「コミュニケーション研修」「アンガーマネジメント研修」インストラクター・社会保険労務士の鷹取が記事を書いています。
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