人事コンサルタント鷹取が贈る「人事評価・労務管理・人材育成」入門

◆部下の人事評価・労務管理・職場のマネジメントに必要な考え方やツール、情報をピックアップしてお届けします。 ◆特に、医療・福祉分野の方向けにまとめていますが、一般企業の方にもぜひ参考としていただければ幸いです。 ◆担当は、人事総務部サポーター・現場管理職サポーターでアンガーマネジメント・ファシリテーターの『人事コンサルタント鷹取 人事マネジメント研究所 進創アシスト 代表』より。 【無断転載・無断複写禁止】

リスクマネジメント

人事コンサルタント鷹取は参天製薬さま発行の『眼科と経営 157号』に執筆「労働基準監督署の臨検監督」

参天製薬さま『眼科と経営 №157 vol.31 April 2020』の「労務管理お悩み相談室」の記事を執筆担当させていただきました。
今回のテーマは「労働基準監督署の臨検監督」です。
 
santen_vol157_202003
 
■臨検監督の調査が行われるきっかけ
■労働者等からの申告に要注意
■法違反の主な内容 など
を取り上げました。次回の号でも引き続き執筆する予定です。
 
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「労務管理 研修」「人事マネジメント 研修」インストラクター・社会保険労務士の鷹取が記事を書いています。
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注意指導は5分まで

部下からパワハラだと言われることを恐れて
注意指導できない上司がいます
 
しかし、組織の規律や秩序を保つためには
注意指導は欠かせません。
ただ、その注意指導の仕方にはルールが必要です。
その一つを紹介しましょう。

注意指導を長い時間延々とし続けるのはよくありません。
30分を超えたり、毎日のように続いたりすれば
パワハラになってしまいかねません。

長時間になっている方は、
注意指導しているうちに
どこで終了すればよいかわからず
堂々巡りで同じことを
何回も言っているケースが多いと思います。

そこで、長時間の注意指導を防ぐために
clock_0200例えば、注意指導は5分までと職場で決め
5分を超えれば、強制終了する。
そういうルールを設けてみてはどうでしょう。

最初は、上手くいかないかもしれませんが
繰り返し意識しているうちに
5分で済ませようと考え
そして、5分で済ますためには
注意指導すべき最重要ポイントは何か
それを、どういう言葉を選び
いかに伝えるか工夫するようになるでしょう。

上手く出来るようになるには
その者の上司からのアドバイスも必要です。
また、5分超えた場合は
上司からの「時間オーバーですよ」という
ジェスチャーなどがあると効果的です。
 
取り組んでみてください。
 
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厚生労働省委託事業・パワハラ対策支援専門家派遣事業の専門家である人事コンサルタント・社会保険労務士の鷹取が記事を書いています。
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介護離職、本格的にはこれからですが…

年齢が高くなるにしたがって、介護が必要な方が増えてきます。 
(図・高齢者人口と要介護認定率)
 高齢者人口と要介護認定率
 
介護が必要(要介護、ようかいご)になったら、介護サービスがあるから大丈夫と思っていませんか?
確かに、介護サービスはとても頼りになります。
しかし、介護サービスをきちんと利用するには、利用者である家族もある程度時間を割かなければなりません。親の状態を見たり意見を聞いたり、ケアマネと調整等々しながら、サービスの選択や決定に関わっていく必要があるからです。
または、希望する介護サービスがすぐに見つからなかったり、費用との関係で使えなかったりすることもあるでしょう。
 
そのためでしょう今、介護のために仕事を辞める、介護離職が約年間10万人にも上っていると言われています。
しかし、実は本格的にはこれから!
 
図・日本の人口ピラミッドの変化を見てもらうとわかりますが、
これから高年齢者、特に後期高齢者の人口が今後ますます増えていきます。
日本の人口ピラミッドの変化
 
あなたの親御さんは何歳ですか? 兄弟姉妹は何歳ですか?
どちらも介護が必要になるかもしれません。
 
そのとき、介護で仕事を休むこと、できる環境になっていますか?
休む環境ができていなければ、離職せざるを得なくなるかもしれませんよ!
 
「働き方改革」は長時間労働の是正や出産・育児のためのものだけではありません。
介護で休めるようにしておく、特に40,50歳代の管理職やベテラン従業員が直面することになります。
これら中核の人材を失わないように、今から準備を整えておくことが必要です。
これは組織の極めて重大なリスクマネジメントなのです!
 
 
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鷹取は専門家として厚生労働省のパワハラ対策支援事業を担います

2018年8月17日(金)読売新聞朝刊記事の一部です。
 
厚生労働省は中小企業のパワハラ対策を支援する事業を展開します。
鷹取もその専門家の一人としてお手伝いすることとなりました。
パワハラ対策 中小企業支援_20180817
 
 
厚生労働省「パワーハラスメント対策 専門家派遣事業」
 
 

大雨~五感をフルに使って異変や普段との違いを察知する

大雨が降り続いており、各地で極めて危険な状態が出ていると発表されています。
Yahoo!天気・災害
皆さんくれぐれも無理せず、安全な行動を取ってください。
被害が出ないことをお祈りしております。
 
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(大きな被害や危険等が差し迫っていないことを確認した上で)
今日のような状況・状態となったときに、どう行動するのがよいでしょう?
職場一人ひとりで考え、気づく機会にしてもらいたいと思っています。
 
まずは、感覚を研ぎ澄ませて危険な音、空気の質や流れ、水道から出る水の温度や出方、空の色や外の景色などを五感をフルに使って感じ取ってください。
また、福祉施設であれば利用者、病院であれば患者の身体状態だけでなく、表情や手の動き、言葉、普段のリズムやペースとの違いなどの微妙な変化を含めて感じ取る。
 
これらは経験や訓練をしておかないと、気づかないままでいることも多いものです。
少しでも多くの職員が変化に気づけば、速やかな対応ができます。
状況が落ち着いたら、職員間で話し合ってみてください。
 
 

リスクマネジメントは、平時から意識を高め、対策を講じておくことが大事

<管理職からの質問>
管理職の困った顔 管理職としての一つの役割として、リスクマネジメントがあると聞きましたが、問題が起きたときに対処すべき方法を身につけておく、このように考えてよいでしょうか?

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<解説>
社労士リスクマネジメントの対策には2種類あるリスクマネジメントの対策には2種類あります。
①緊急時のリスクマネジメント
②平時(平常時)のリスクマネジメント
です。

①ももちろん大事です。ご質問の対応は①のときですね。
今回、ここは省略し、②について解説することにします。
(①は別の機会に解説します。)
 
事業活動には何らかのリスクが伴うことはおわかりのことでしょう。
管理職は自ら担当する部署の活動や業務遂行において、
・どのようなリスクが潜んでいるか
・リスクの発生を未然に防ぐために何をすべきか
について平時から意識を高め、対策を講じておくことが大事です。これが平時のリスクマネジメントです。
問題が起きてから対応するだけでは、マネジメントができているとはいえません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<ポイント>
!リスクマネジメントは、平時から意識を高め、対策を講じておくことが大事
・どのようなリスクが潜んでいるか
・リスクの発生を未然に防ぐために何をすべきか
この2点を常に考えておきましょう。
プロフィール

進創アシスト 鷹取...

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