前回、人事評価の定義の説明に、「期待人材像」という言葉がありましたが、はじめて聞きます。詳しく説明していただけませんか?
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重要なキーワードに気がついていただき、ありがとうございます。では、ご説明しましょう。
期待人材像とは、
企業が従業員に期待する姿(行動や発言、成果、考え方など)を示したものです。
小規模の事業所であれば、従業員一人ひとりの能力や考え方、性格などを把握しやすいため、期待する姿を社長が全従業員に示すことができるでしょう。
しかし、従業員が30人を超えるようになってくると、社長一人ではそのようなことができなくなってきます。
そこで、“組織として” 期待人材像を明確にすることが必要となります。
例えば、仕入部、製造部、営業部、総務部に所属する従業員に期待する姿は、どのようなものでしょうか? どういう行動や発言、成果、考え方をしてもらいたいと考えていますか?
さらに、それぞれの部門において課長、主任、一般職の期待人材像とはどのようなものでしょうか?
同じではありませんね。部門や職群・職種、または階層などで期待する姿(期待人材像)は異なります。これを予め明確にしておくことが大切です。
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<ポイント>
期待人材像とは、従業員に期待する姿を示し、部門や職群・職種、または階層によって異なります。
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