部下からパワハラだと言われることを恐れて
注意指導できない上司がいます
 
しかし、組織の規律や秩序を保つためには
注意指導は欠かせません。
ただ、その注意指導の仕方にはルールが必要です。
その一つを紹介しましょう。

注意指導を長い時間延々とし続けるのはよくありません。
30分を超えたり、毎日のように続いたりすれば
パワハラになってしまいかねません。

長時間になっている方は、
注意指導しているうちに
どこで終了すればよいかわからず
堂々巡りで同じことを
何回も言っているケースが多いと思います。

そこで、長時間の注意指導を防ぐために
clock_0200例えば、注意指導は5分までと職場で決め
5分を超えれば、強制終了する。
そういうルールを設けてみてはどうでしょう。

最初は、上手くいかないかもしれませんが
繰り返し意識しているうちに
5分で済ませようと考え
そして、5分で済ますためには
注意指導すべき最重要ポイントは何か
それを、どういう言葉を選び
いかに伝えるか工夫するようになるでしょう。

上手く出来るようになるには
その者の上司からのアドバイスも必要です。
また、5分超えた場合は
上司からの「時間オーバーですよ」という
ジェスチャーなどがあると効果的です。
 
取り組んでみてください。
 
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厚生労働省委託事業・パワハラ対策支援専門家派遣事業の専門家である人事コンサルタント・社会保険労務士の鷹取が記事を書いています。
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