<管理職からの質問>
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<解説>
◆頑張ってもダメか!?
「部下が頑張って成果を出ている」というのは、後になって考えればというように聞こえます。日々顔を突き合わしていると見えていませんね。それどころか、足りないところや欠点をまず口に出していませんか?それらは目につきやすいものです。だから、批判や不満はいくらでも出てきます。その結果、表情が暗くて後ろ向きな言葉になっているのでしょう。
良い点はなかなか見えません。だから、褒める言葉が出てこないのです。良い点は、見ようとしなければ見えません。それは、出来て当たり前という感覚が邪魔しているからでしょう。より高いレベルを求める国民性ともいえますが、社員にやる気を持たせ、能力をこれまで以上に引き出すには、「認める」そして「褒める」ということが大事です。
最初は、良い点を無理にでも見る癖をつけてください。習慣になれば意識しなくても、自然に良い点を見れるようになります。
最初は、良い点を無理にでも見る癖をつけてください。習慣になれば意識しなくても、自然に良い点を見れるようになります。
◆「認める」対象は課題の達成とその行為
「何を、いつまでに、どうする」この課題を達成していれば、まずそのことを認めてください。それは、いくら小さな目標であっても達成していれば認めることが大事です。なお、目標達成していなくても、そのプロセスの中で、いつも以上に努力していることが見られたら、そのことも認め、褒めなければいけません。
◆「褒め」の言葉だけで締める
褒めるときには、認めるべき結果やプロセスを15秒でまとめて、その最後に「よくやった、ありがとう」その一言を端的に添えるとよいでしょう。話は長くなってはいけません。
「ここをもう少し頑張って欲しい」など、付け加えたいことがあっても、その場では言ってはいけません。せっかくの雰囲気が台無しになります。別のフィードバック機会を利用しましょう。
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<ポイント>