<管理職からの質問>
管理職の困った顔 目標設定面談のスケジュールは決めておいた方がよいのでしょうか? また、決めておいたときに、予定時間を超えてしまうことが予想される部下がいるのですが、そのときはどうすればよいのでしょうか?
 
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<解説>
社労士 目標設定面談だけではなく、中間面談、期末評価面談なども含めて、面談を行なう場合はスケジュールをあらかじめ決めておき、それを守るようにしてください。「(上司が)急に時間が空いたから、今からAさん面談しましょ面談スケジュールは決めておくう」といった、その場の思いつき、場当たり的なやり方では、効果的な面談にはなりません。
 
 また、1人あたりの面談時間もあらかじめ決めておき、守ってください。1人あたり30分~1時間程度の職場が多いようです。時間が短いと十分な意志疎通が図れませんので、少なくとも30分は確保してもらいたいものです。
 
 部下からたくさんの意見や要望が出る場合、決めた時間内に終わらず、超過してしまうことも考えられます。しかし、時間を超えてしまうと、次に待っている部下のスケジュールがズレてしまいます。仕事にも影響することも考えられますので、時間を守るように努めてください。そのためには、面談前の準備が大切です。
 
 どうしても時間内に終わらないということであれば、一旦中断し、第2回目の面談を計画するとよいでしょう。部下の話を一方的に断ち切ってしまうのもよくありませんし、第1回目の部下の話を改めて冷静に振り返る時間にもなります。もちろん、その時も再度事前準備を行なってから面談に入ってください。
 
 
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<ポイント>
! 面談を行なう場合はスケジュールをあらかじめ決めておき、1人あたりの面談時間も守るようにしてください。そのためには、事前準備が大切です。どうしても超過する場合は、一旦中断し、第2回目の面談を予定してください。
 
 
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