<管理職からの質問>
男性_困り顔 仕事が終わって最後に部屋を出る者には、鍵の戸締りをしっかり確認するように伝えているのですが、窓の施錠忘れがときどきあります。なにかよい工夫はないでしょうか?
 
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<解説>
社労士 窓の鍵に色のテープやシールを鍵の片側に貼ります。鍵本体の色とは明らかに違う目立つ色を、窓が開いている状態の側だけに付けるのです。
 
窓の施錠状態チェック そうすると一つひとつ窓をチェックしなくても、遠くからでも開閉状態が確実にわかるカイゼン事例です。目線より高い位置にあったり、手の届きにくいところにある窓には、特に有効です。
 
 この事例は2つの状態のうち、今はどちらの状態であるのかを色をつけることで、一目で区別できるように工夫したものです。
 
 ただし、窓がきちんとしまっていない(少し空いた)状態でも鍵を閉める側にすることは可能です。これでは窓の施錠は不十分です。そのときには窓と窓枠の両方にテープを貼ります。きちんと閉まっているときには、一直線に見えるように貼ってください。きちんと閉まっていないときにはテープに隙間ができますので、それをチェックすれば良いでしょう。
 
 皆さんの職場にも同じようなことや応用できることが、いろいろあるのではないでしょうか。この事例をヒントにして、考えてみてください。「開・閉」「ある・なし」「ON・OFF」「いる・いない」などが目をつけるヒントになりそうです!
 
 
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<ポイント>
! 窓の鍵に色のテープやシールを鍵の片側に貼ります(又はペンキを塗ります)。鍵本体の色とは明らかに違う目立つ色を、窓が開いている状態の側だけに付けると開閉状態が瞬時にチェックできます。
 
 
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