<管理職からの質問>
男性_困り顔 誰でもできる小さな業務改善に取り組もうとしており、部下も頭では理解しているようですが、今一つピンときていないようです。部下に理解させる何かもっと簡単な例はありませんか?
 
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<解説>
社労士 例えば、机のスペースがなくてラックにフックを利用してメモ用紙の束をかけてあるとしましょう。クリップで留めたメモ用紙を取るときにフック(写真でいえば水色のS字のもの)が外れてしまうことがよく起きます。
フックが外れないようにする S字フックを外れないようにするには、ラックに掛けてある箇所(写真の黄色の円内)のように外れないようにすればよいのです。[写真では、商品を買ったときに袋を綴じている細い針金をテープでカバーしているものを利用しました。]
 
 「なんだ、そんなことでいいのか」と思われるでしょう。しかし、実際の職場ではS字フックが外れては掛ける、外れては掛ける、そんなことを繰り返しているのではないでしょうか?
 写真はあくまでも一例ですが、同じようなことは日常たくさんあります。あなたやあなたの部下の周りにもたくさん見つけられるでしょう。職場を眺めてみてください。「なんだ、そんなこと」でいいのです。
 
 ちょっとした工夫や改善もやらなければ何も変わりません。小さな改善の積み重ねが職場と部下の意識を少しずつ変えていくのです。
 
 
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<ポイント>
! 「なんだ、そんなことでいいのか」というようなことも、実際に工夫を凝らし、改善行動を起こさなければ何も変わりません。小さな改善の積み重ねが職場と部下の意識を少しずつ変えていくのです。
 
 
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