<管理職からの質問>
管理職の困った顔 今期の評価期間の中で、評価すべきことはわかっていますが、部下の行動にムラがあるときには、どの場面で評価すればよいでしょうか?
 
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<解説>
社労士 部下も人間ですから行動にムラが出ることもありますね。このムラに対してどう考え、評価していくかを解説しましょう。
部下の行動にムラがあるときの評価 
 評価は今期の評価期間すべてが対象となります。目立つ1時点だけをとらえて評価してしまうのはよくありません。このことを押さえた上で、質問の行動のムラをイメージしながら考えていくことにしましょう。(右図参照)
 
 例えば、Aさんのようにムラがあっても概ね評価Bの範囲にあれば、今期の最終評価は「評価B」としてよいでしょう。ただし、評価Cの範囲に入る行動もたまにですがみられるため、そのことを指摘し、改善を求めなければいけません。
 
 一方、Bさんのように評価Bと評価Cのどちらにも当てはまる場合、単純に平均すれば微妙なラインになりますが、単純平均で考えてよいかという疑問にあたります。仕事をするということは、一定の水準が求められます。別の言い方をすれば、一定の水準の結果が高い確率で再現されることが期待されているということです。
 Bさんの場合、期待されているもの(右図では評価B行動)が再現される確率は低いため、評価Bをつけることはできません。
 ムラ(バラツキ)が大きいということは結果にしろ業務態度にしろ、評価レベルは低い方で考えなければならないでしょう。このことを考えると今期の最終評価は「評価C」ということになります。
 
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<ポイント>
! 仕事は一定の水準の結果が高い確率で再現されることが期待されていますので、ムラ(バラツキ)が大きいときは、評価レベルは低い方で考えなければならないでしょう