<管理職からの質問>
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<解説>
記録(メモ)することがないというのは、いただけません。
目標管理は事業計画や部署目標に関連していますので、部下の進捗に関心がないというのでは困ります。「どの程度進んでいるのか」を確認して記録する、これは人事評価にかかわらず上司としての役目です。
担当業務に進捗があれば「前回の記録」との違いを書けるはずですが、書けないとなると進んでいないということになりますので、指導や支援が必要になっているはずです。なお、大雑把に聴くのではなく、プロセスを細かくして確認するとよいでしょう。
また、報連相(報告・連絡・相談)が足りない職場のように想像できます。常に、部下から報連相があれば、記録に困ることはないのではないでしょうか。報連相の習慣をつけるように指導してください。また、上司自身も報連相を心がけてください。
「特記すべきこと」があれば、その都度必ず記録を残しておいてください。良いことでも、良くないこと(注意指導すべきこと)でも、事実に基づいて5W1Hを基本に残すことが大事です。
評価する部下の今期の「目標管理シートの課題」や「情意評価シート」を机の上に出して改めて確認するとよいでしょう。当初、お互い確認していた目標や課題を忘れていることもありますから。何を観て記録すればよいのか気づくこともあります。
評価する部下の今期の「目標管理シートの課題」や「情意評価シート」を机の上に出して改めて確認するとよいでしょう。当初、お互い確認していた目標や課題を忘れていることもありますから。何を観て記録すればよいのか気づくこともあります。
その他に、「表情や体調、モチベーションの変化」「残業時間数の変化」なども記録の対象でしょう。
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<ポイント>
・部下に質問したときの回答や反応
・目標管理の進捗状況
・特記すべきこと
・表情や体調、モチベーションの変化
・表情や体調、モチベーションの変化
・残業時間数の変化
などがあるでしょう。
また、部下に報連相を習慣づけることで記録としてとることは容易になります。
また、部下に報連相を習慣づけることで記録としてとることは容易になります。