人事コンサルタント鷹取が贈る「人事評価・労務管理・人材育成」入門

◆部下の人事評価・労務管理・職場のマネジメントに必要な考え方やツール、情報をピックアップしてお届けします。 ◆特に、医療・福祉分野の方向けにまとめていますが、一般企業の方にもぜひ参考としていただければ幸いです。 ◆担当は、人事総務部サポーター・現場管理職サポーターでアンガーマネジメント・ファシリテーターの『人事コンサルタント鷹取 人事マネジメント研究所 進創アシスト 代表』より。 【無断転載・無断複写禁止】

職場のルールブック

就業規則の公開、周知

<管理職からの質問>
困った顔_ 就業規則が自分の職場では見当たらなくて、総務部から一時的に借りてきて目次の確認をしたのですが、これでいいのでしょうか?
 
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<解説>
70be946f 前回就業規則を確認してみましょうと書きましたが、そもそも就業規則はあなたの職場ですぐに確認できますか?
 本社の金庫に保管していたり、部長の鍵のかかる机の中にしまっていたりする会社をたまにみかけます。また、作ったのは確かだが、誰に聞いてもどこにあるのか知らないという会社も稀ですがあります。
 
 就業規則が職場で確認できないのは問題です。就業規則の周知
 就業規則は職場のルールブックです。事業主も従業員も(そして、もちろん管理職も)その内容をお互い知っておく必要がありますので、そのためには職場内でいつでも確認できる状態でなければなりません。
 
 知らせていないルールや隠しているルールを、都合のよいときにだけ持ち出してルールだと言い張るのは理不尽です。それではルールとはいえません。
 
 なお、就業規則のすべての内容を全従業員に“完全に”理解させておくということは現実的には無理でしょう。まずは、職場でいつでも確認できる状態にしておくことが大切です。その上で、規則の中で重要度が高いものから従業員に理解させておきましょう。
 
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<ポイント>
! 就業規則が職場ですぐに確認できる状態になければいけません。就業規則が職場にない場合は、総務部等に依頼して作成してもらってください。そして、規則の中で重要度が高いものから従業員に理解させるようにしてください。
 
 
 
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就業規則の目次の確認

<管理職からの質問>
困った顔_ わが社の就業規則を手元に置き、読んでみようとしているのですが、結構ボリュームもありますので、どこから理解していけばよいでしょうか?
 

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<解説>
70be946f 就業規則をいきなり読むのではなく、どのような構成になっているか目次を確認してみましょう。会社によっては目次がない場合もありますので、そのときは章や節の項目名のみを別の紙に書き写したり、パソコンで記録してみるとよいでしょう。少し手間ですが全体像がつかめます。

就業規則の目次(例) 就業規則の一般的な構成例を次にあげてみました。章や節の順序や項目名称など、あなたの会社の就業規則と違う点も若干あると思いますが、内容はほぼ同様のものになっているのではないでしょうか。 
 
 就業規則には、職場のルールとしての基本的な事項が示されています。労務管理に関して、これまであまり意識をしていなかった管理職も、まず就業規則の目次を改めて確認してみましょう。
 
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<ポイント>
! あなたの職場の労務管理は、就業規則からはじまります。まずは、会社の就業規則を手元にして目次を確認してみてください。

  
 
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