人事コンサルタント鷹取が贈る「人事評価・労務管理・人材育成」入門

◆部下の人事評価・労務管理・職場のマネジメントに必要な考え方やツール、情報をピックアップしてお届けします。 ◆特に、医療・福祉分野の方向けにまとめていますが、一般企業の方にもぜひ参考としていただければ幸いです。 ◆担当は、人事総務部サポーター・現場管理職サポーターでアンガーマネジメント・ファシリテーターの『人事コンサルタント鷹取 人事マネジメント研究所 進創アシスト 代表』より。 【無断転載・無断複写禁止】

納得性

人事評価の納得を高めるために必要なこと

<管理職からの質問>
管理職の困った顔 人事評価が人事判断をするいろいろな場面で必要なことはわかりましたが、その評価の納得性を高めるために必要なことは何でしょう?
 
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<解説>
 
 人事評価の納得性を高めるためには、役割(職務)の範囲や責任の程度などを中心に指標を持ち、それを上司が適正に評価できることが必要です。
 会社の経営者や管理職の内にだけ、指標や評価結果を持っているだけでは不適切です。誰にでもきちんと説明ができるような仕組みを持ち、制度としてきちんと稼働させていなければなりません。
人事評価の納得を高めるために必要なこと 
 そのときに大事なものの一つが人事評価シートなどのようなツール。
 自分の会社にあったツールが望ましいのですが、最初からそのようなものは作れません。特に、中小企業、小規模事業所では尚更です。
 したがって、どこかのツールを参考に、真似て利用しようとするでしょう。それ自体は否定しませんが、ただ真似るだけではダメです。 なぜダメか? それは、使い続けないからです。使い続けながら不具合等を点検、改善し、時間をかけて自社のものにしていくことによって、充実し、納得性が高まってきます。
 ツールを使い続ける労力はかなり必要です。評価を受ける部下からすれば、それ位の覚悟を持って実施して欲しいと思うでしょう。思いつきでやられては、たまったものではありません。
 
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<ポイント>
! 人事評価の納得性を高めるためには、①役割(職務)の範囲や責任の程度などを中心とした指標と、②それを上司が適正に評価できること。この2点は最低限必要なことですが、それを形にした人事評価シートなどのようなツールが必要です。さらに、そのツールを自社のもの、適切なものにしていく改善努力も欠かせません。
 

どれだけ項目数があれば適正な評価といえるか?

<管理職からの質問>
困った顔_ 部下を適切に評価しようと考えると、今ある評価項目だけでは不十分なように思うのですが、もっとたくさんの評価項目を設けた方がよいのではないでしょうか?
 
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<解説>
70be946f 50項目以上にもなる評価項目を設けている会社があります。これは、部下を多面的にみて偏りなく評価しようとしているのでしょう。確かに、さまざまな面が偏りなくチェックできるかもしれません。
 
 しかし、理想的な部下に育ってくれることを期待したいという考えはわかりますが、あまりに多くのことを期待し過ぎてしまうと従業員も相当な負担に感じてしまいます。また、評価をする上司の方も相当な時間を費やし、ストレスを感じるでしょう。
 
評価項目数どれだけあれば適切か さらには、多くのことを満遍なく評価するというのは、部下に対して本当に期待したいことが十分に伝わらなくなってしまいます。評価項目や内容そのものは会社で設定されていますので、上司としてそれを無視することはできませんが、「この部下には、この時期、特にこれを頑張って欲しい、期待したい」という重点的に伝えて理解させ、そのことを中心に評価につなげていってはどうでしょうか。そうすると、上司も部下も評価に対するメリハリがつくので、納得性は高まります。
 
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<ポイント>
! 評価項目を万遍なく評価するのではなく、特に期待したいことを重点的に伝えて理解させ、そのことを中心にウエイトを重くして評価につなげるとメリハリがついて、納得性は高まります。
 
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<他社から学ぶ>
BlogPaint ある会社で20項目程度だった評価項目が、これではきちんと部下を評価できないということで30項目に増え、さらにそれでも不十分ということで40項目、50項目と増えていき、評価シートが2枚、3枚にもなってしまいました。それで評価制度の納得性が高まったかというと、逆に評価説明に時間が取られたために、部下との担当業務についての話や指導ができなくなったので、上司と部下との間に溝ができて、納得性が下がってしまいました。
 
 
 
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