人事コンサルタント鷹取が贈る「人事評価・労務管理・人材育成」入門

◆部下の人事評価・労務管理・職場のマネジメントに必要な考え方やツール、情報をピックアップしてお届けします。 ◆特に、医療・福祉分野の方向けにまとめていますが、一般企業の方にもぜひ参考としていただければ幸いです。 ◆担当は、人事総務部サポーター・現場管理職サポーターでアンガーマネジメント・ファシリテーターの『人事コンサルタント鷹取 人事マネジメント研究所 進創アシスト 代表』より。 【無断転載・無断複写禁止】

心得

「虫の目」と「鳥の目」

<管理職からの質問>
管理職の困った顔 私の会社の一事業所で現金の経理処理が合っていないことがわかり問題になっています。その事業所の経理担当者が前任者から仕事を引き継いだ2年ほど前からおかしくなっているようです。私は、そんなことは経理担当者として許されないので、彼を懲戒解雇すべきだと考えています。会社に進言しようと思っているのですが、どう思いますか?
 
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<解説>
社労士 故意であるのか不注意なのかは、今のあなたの話からではわかりませんので、もう少し詳しく状況を確認しなければ返事ができません。
鳥の目と虫の目 仮にそのことを横に置いて考えるとして、確かに、経理担当者が長年間違った処理をし続けたことはよくありません。
 しかし、彼だけを責めて問題は解決するでしょうか? 事業所の所長や会社自身がチェックをしていなかったため、そのような事態を招いたのではありませんか。所長や会社にもそのことを認識し、場合よっては責任をとってもらう必要があります。彼だけを責めてもトカゲのしっぽ切りと同じで、問題は再発し、根本的な解決にはなりません。また、処分についても、そのことを勘案して検討しなければなりませんし、なによりも再発防止の対策を並行して講じるべきでしょう。
 
 問題について判断を下すときは、起きている問題のだけをみていてはいけません。問題そのものを詳しく丹念にみると同時に、高い位置から全体を見渡して考えなければなりません。その習慣をつけてください。
 
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<ポイント>
! 問題を詳しく丹念に調べるという喩えの「虫の目」と、高い位置から全体を見渡すような見方をする「鳥の目」の両方を持つことが必要です。その両方の目で何度も問題を見て、考えていくことが適切な判断を下すことにつながります。

 
 
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相談や質問をするときに事前に検討しておくべき事項

<管理職からの質問>
管理職の困った顔 部下から相談や質問を受けるのですが、そのことについて詳しく聞こうと反対に質問をすると、部下は上手く回答できません。1人だけではなく、半数以上の部下がそのような状態なのですが、どう指導したらよいでしょう?
 
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<解説>
社労士 相談や質問をするとき、事前に準備しておくべき検討事項を部下に教育しておくとよいでしょう。
 
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1.起きている問題や状況(時系列で具体的に)
2.相談や質問する内容(端的に)質問をするときの事前の検討事項
3.背景や想定される原因
4.同様の問題に対する過去の処理方法
5.対応案①、それに対する効果とリスク【←効果小、リスク小】
6.対応案②、それに対する効果とリスク【←効果大、リスク大】
7.対応案③、それに対する効果とリスク【←対策案①・②の間】
8.仮結論または提案
 
 労務問題など法律等に関係する相談や質問の場合は、
9.関連法規の該当条文
10.会社の関連規則・規程の該当条文
も確認しておくことが必要です。
 
 
 問題によっては全項目必要ない場合があります。そのときは不必要なものは無視してください。また、相談や質問を受ける立場の者や第三者にもわかるように準備してもらう必要がありますが、時間をかけず簡潔にまとめることも大事です。
 
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<ポイント>
! 相談や質問をするとき、事前に準備しておくべき検討事項を予めパターンとして部下に教育しておくとよいでしょう。相談や質問のときだけではなく、日常業務にも役立つと思います。


 
 
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管理職とは

<管理職からの質問>
管理職の困った顔 管理職のポジションを与えられて、いまさら聞くのも恥ずかしいのですが、「管理職とは」どのような役割を担う者でしょう? 確認させてください。
 
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<解説>
社労士 管理職は、組織の中で、事業の一部を担当業務として割り当てられ、その業務に対して求められる目管理職とは標を達成すべく責任をもつ者です。
 組織の大小や責任の度合いに応じて、部長や課長、係長などと呼ばれています。最近ではマネージャーやリーダーと称する組織もありますが、いずれにしても、基本的に部下をもち、部下を使って担当業務を遂行することになります。
 
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<ポイント>
! 管理職は、自分の担当業務の目標達成に責任をもつ者で、基本的に部下をもち、部下を使って業務を遂行します。

 
 
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