人事コンサルタント鷹取が贈る「人事評価・労務管理・人材育成」入門

◆部下の人事評価・労務管理・職場のマネジメントに必要な考え方やツール、情報をピックアップしてお届けします。 ◆特に、医療・福祉分野の方向けにまとめていますが、一般企業の方にもぜひ参考としていただければ幸いです。 ◆担当は、人事総務部サポーター・現場管理職サポーターでアンガーマネジメント・ファシリテーターの『人事コンサルタント鷹取 人事マネジメント研究所 進創アシスト 代表』より。 【無断転載・無断複写禁止】

メンタルヘルス研修

newsletter 2013年03月号

人事マネジメント研究所 進創アシスト 発行の「 newsletter 2013年03月号 (pdf)」です。ダウンロードしてご覧くださnewsletter_201303い。   http://blog.livedoor.jp/shinsou_assist/newsletter/201303.pdf


↓ news letter 紹介の推薦図書
あんなパワハラ、こんなパワハラ

リスク回避対策として、メンタルヘルスの企業内研修は必須!

<管理職からの質問>
管理職の困った顔 メンタルヘルス研修を企業内で実施した方がよいとお聞きしましたが、その理由を教えてください。
 
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<解説>
社労士 メンタルヘルスに不調を来す従業員が多く、その対応に苦慮されているのでしょう。メンタルヘルス対策については、各企業とも取り組むべき重要課題として認識しておられます。
 
newsletter_201302_2 メンタルヘルスに不調を来さないようにする、いわゆる予防策としては「セルフケア(労働者自身で行なう取り組み)」のほか、「ラインケア(職場の管理職が部下の心の健康保持増進のために行なう取り組み)」があります。特に、「ラインケア」の取り組みは重要ですが、その必要性について一つの裁判例を挙げて紹介しましょう。pdfファイルをダウンロードした上で、黄色のマーカー箇所にご注目ください。
 
 特に注目すべきは「職場のメンタルヘルス等についての管理者研修を実施して」いることで、企業側の安全配慮義務の違反はないという結論に至っています。
 
 よって、管理職を対象とした「メンタルヘルス」研修をぜひ実施してください。できれば【企業内】研修をお勧めします。その理由としては、
 ①管理職が全員同じ内容の研修を受けている。
 ②その企業の課題や実態に合わせた内容で講義を受けられる(講師との調整必要)。
 ③企業内のため情報を共有して(同じベースで)グループディスカッションやロールプレイを展開できる。
 ④研修終了後、引き続いてメンタルヘルス対策について検討ができる。
などが挙げられます。
 
 なお、紹介した裁判例はメンタルヘルス対策のほか、パワーハラスメントの要素も含んでいます。ハラスメントがあるとメンタルヘルスへ悪影響を及ぼすことになりかねませんので、「ハラスメント研修」も加えて企業内研修として実施するよう計画してください。
 
 
 メンタルヘルスやハラスメントに関する企業内研修の講師依頼については、pdfファイルに記載している担当者までお気軽にお問合せください。
 課題や実態に合わせた研修内容、ロールプレイ等の演習の取り入れ、対策会議への展開などご要望に応じた形で講師等を担当させていただきます。 (講師の研修実績) 
 
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<ポイント>
! 「職場のメンタルヘルス」についての管理者研修を実施することで、企業の安全配慮対策の一つが講じられていると評価されます。メンタルヘルスが重要課題として認識されてきている今日において、全く実施していない場合、企業の努力評価が極めて低くなるものと思われます。

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