人事コンサルタント鷹取が贈る「人事評価・労務管理・人材育成」入門

◆部下の人事評価・労務管理・職場のマネジメントに必要な考え方やツール、情報をピックアップしてお届けします。 ◆特に、医療・福祉分野の方向けにまとめていますが、一般企業の方にもぜひ参考としていただければ幸いです。 ◆担当は、人事総務部サポーター・現場管理職サポーターでアンガーマネジメント・ファシリテーターの『人事コンサルタント鷹取 人事マネジメント研究所 進創アシスト 代表』より。 【無断転載・無断複写禁止】

パートタイマー

テキスト参考にして、自社にあった制度に作りなおせ!ただし、書いてないポイントがある


『パートタイム労働者の戦略的活用と均等・均衡待遇の実現のための~職務(役割)評価活用のポイントと活用事例』/パート労働ポータルサイト~厚生労働省
職務(役割)評価活用のためのポイントと活用事例
昨日blogで紹介した「要素別点数法による職務評価の実施ガイドライン」を活用して、

職務(役割)評価を実施する上でのポイントを解説
また、職務(役割)評価を活用して、人事制度や賃金制度を設計している11企業の事例を紹介

読んで、自社に合いそうな仕組みだという判断になれば、自社用に制度を作りなおせ!
だたし、制度づくりと同時に、“やり切ることと“コミュニケーションを丁寧に取ること”その覚悟がなければダメ
すべてが揃わないと上手くいくはずがない


諦めてはいけない!評価の納得度を高める方法はある~紹介する方法も検討の価値あり!


『パートタイム労働者の納得度を高め能力発揮を促進するために~要素別点数法による職務評価の実施ガイドライン』/パート労働ポータルサイト~厚生労働省
要素別点数法職務評価
正社員との均等・均衡待遇の現状を把握した上で、各企業の人材活用戦略に応じた処遇制度を検討するための方法として「要素別点数法による職務評価」が紹介されています。

冊子のタイトルをみると、「要素別・(うんぬん)」と難しい言葉が出てきていますが、少し読み込めば内容的にはそれほど難しいものではありません。
また、パートタイム労働者のためのと書かれていますが、正規社員にも応用できるもので、さらに、事例をみると数十人単位の小規模事業所から、数千人単位の大規模事業所まで、活用されているようです。
一度冊子をパラパラめくってみてください。

 

どうなるの?1年の途中で所定労働時間数に変更があった場合の時間単位年休の残時間数

<管理職からの質問>
管理職の困った顔 総務部が担当することですが、興味があるので教えてください。1日6時間勤務のパートタイマーが正社員になった場合、また、正社員が6時間勤務のパートとなった場合の時間単位年休のカウントの仕方です。例えば、パートの時に残っていた年休が3日と時間単位年休の2時間あるとします。この者が正社員になったとき、残り年休はどうなるのでしょうか?
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<解説>
社労士 いいご質問ですね。例えば、パートのときに年休が3日と2時間残っている者が正社員になった場合、次のとおりになります。
 
 途中で所定労働時間数に変更があった場合
【変更前(パート)】3日(1日あたりの時間数は6時間)と2時間
  ↓
【変更後(正社員)】3日(1日あたりの時間数は8時間)と3時間(時間単位部分は比例計算します。計算すると2/6×8=2.67時間となり、時間未満の端数は切り上げます)
 
正社員がパートになった場合は逆になります。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<ポイント>
! 1年の途中で所定労働時間数の変更があった場合の時間単位年休の残時間数は比例計算し、1時間未満の端数は切り上げます。
 
 
改正労働基準法に係る質疑応答」~1年の途中で所定労働時間数の変更があった場合

Q34:年の途中で所定労働時間数の変更があった場合、時間単位年休の時間数はどのように変わるのか。時間単位の端数が残っていた場合はどのようになるのか。

A34:時間単位年休として取得できる範囲のうち、1日に満たないため時間単位で保有している部分については、当該労働者の1日の所定労働時間の変動に比例して時間数が変更されることとなる。 例えば、所定労働時間が8時間から4時間に変更され、年休が3日と3時間残っている場合は、3日と3/8日残っていると考え、以下のとおりとなる。
【変更前】3日(1日当たりの時間数は8時間)と3時間
【変更後】3日(1日当たりの時間数は4時間)と2時間(比例して変更すると1.5時間となるが、1時間未満の端数は切り上げる)
 
・ 1時間の年休ってありなんですか?
・ パートも1時間の年休ありなんですか?
 

パートも1時間の年休ありなんですか?

<管理職からの質問>
管理職の自信のある表情 パートタイマーの場合も1時間の年休の請求があれば、与えなければならないのですか?
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<解説>
社労士 パートタイマーであっても、パートタイマーにも適用される内容で労使協定が結ばれていれば、時間単位の年休は取得できます。
パートの時間単位年休 考え方は、正社員と同じですが、取得できる時間数が違ってきます。
 1年間に5日分までという条件は同じですが、1日の所定労働時間が5時間のパートタイマーの場合は、
 5時間×5日=25時間分が限度となります。
 
 ところで、1日の所定労働時間が4.5時間のパートタイマーの場合はどうなるかというと
 4.5時間×5日=22.5時間→23時間ではなく
 5時間×5日=25時間分が限度となります。
 理由は、1日あたりの所定労働時間に1時間未満の端数がある場合は、1時間に切り上げて計算するという扱いとしなければならないからです。
 
 前回のblog「1時間の年休ってありなんですか?」も参照ください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<ポイント>
! パートタイマーにも適用される労使協定が結ばれている場合は、パートタイマーでも時間単位年休は取得できます。ただし、利用できる時間数の上限が異なります。
 
改正労働基準法に係る質疑応答~「1日の所定労働時間に1時間に満たない端数がある場合」
 
Q28:時間単位年休について1日の所定労働時間の1時間に満たない時間数は時間単位に切り上げることとなるが、1日の所定労働時間が7.1時間の場合、5日分で35.5時間となるのでこれを36時間とし、40時間とする必要はないのではないか。
 
A28:年次有給休暇は日単位で付与され、取得することが原則であるので、1日分の年次有給休暇が何時間分の時間単位年休に相当するかを予め労使協定で定めることが必要とされる。その際、労使協定で定める時間数は、1日の所定労働時間数を下回らないものとされていることから、1時間に満たない時間数については1時間に切り上げる必要がある。したがって、設問の場合には1日の時間数を8時間とする必要があるため、5日分の合計は40時間となる。

パートタイマーにも年次有給休暇を与えないとけないのですか?

<管理職からの質問>
困った顔_ 私の職場にパートタイマーがいるのですが、その者にも年次有給休暇を与えないとけないのですか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<解説>
70be946f 正規雇用の従業員(正社員)には年次有給休暇(年休とか有休とも呼ばれています)があることはご存知だと思いますが、パートタイマーにも年休があります。経営者や管理職の方の中にもご存知ない方もおられますが、労働基準法で定められていますので、付与する必要があります。
 
 ごく少人数で事業を行なっている会社や職場で「パートタイマーに休まれると事業に影響が出て困る」「正社員でも年休が取れないのにパートタイマーが先に取るなどもっての外だ」などの声があるのも事実です。
 
 確かに、会社には年休の日を変更する「時季変更権」が認められていますが、いつでもその権利が使えるわけではありません。ましてや、その権利をもとにパートタイマーに一切年休を取らせないということは無理があります。
 
 そこで、パートタイマーだけではなく、正社員も含めてどのようにすれば年休が取得できるのかを職場で話し合ってみていただきたいと思います。例えば、年休希望をできるだけ早めに申し出てもらい勤務シフトを年休取得日にも対応できるように組み替えたり、半日有休を利用する、または業務の改善を図ったりするなど、できるだけお互い年休取得ができ、パートの年休気持ちよく働けるような環境を作りに向けての努めることが大切です。
 
 なお、年休の付与日数は所定労働日数によって異なります。添付図を参照ください。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<ポイント>
! パートタイマーにも年次有給休暇は発生します。年休取得を少しでもしやすくするためには、本人からできるだけ早めに申し出てもらい職場の皆と協力しながら勤務調整を図る、半日有休の利用、業務改善を行なうなどの工夫を職場で行なってみてください。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<他社に学ぶ>
BlogPaint ある小規模事業所で法定どおりの年休を今のところ取得させることができないのですが、少しでも取得してもらえるようにしようということで、正社員もパートタイマーも含めて、まずは勤務計画の調整を行ない、また「アニバーサリー休暇」を設けて誕生日や記念日には休めるようにお互いが協力しあっています。
 
 
 
 この投稿記事が参考になりましたら、次のボタンを押していただけると嬉しいです。ご協力お願いします。 
 人気ブログランキング   にほんブログ村 経営ブログ 人事・総務へにほんブログ村
 

 

最新記事
プロフィール

進創アシスト 鷹取...

月別アーカイブ
進創アシスト homepage
homepage_201708
youtube「病院のパワハラ防止研修」
youtube-Harassment-kensyu-HP_201709
進創アシストblog「介護スタッフの定着・育成のための『プリセプター制度』紹介」
blog_kaigo-preceptor
進創アシスト fecebookページ
facebook_201708
進創アシスト twitter
最新執筆『主任介護支援員研修テキスト』

執筆本『職場のルールブック』



執筆本『医療機関の労務トラブル事例集』



座談会出席『職場のトラブルをどう解決!』

月刊保険診療_20130510
座談会「(医療機関)職場のトラブルをどう解決するか」に出席した記事掲載されました
執筆雑誌『SR第22号』

執筆雑誌『SR第21号』

 
 
これはいい! お薦めウイルス対策ソフト
超軽量、手書き資料を即座に映写できるプレゼン・研修の最適アイテム!
記事検索
QRコード
QRコード
最新コメント
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
  • ライブドアブログ