期待人材像は、従業員に期待する行動や発言、成果だということですが、具体的にはどのような観点で考えていけばよいのでしょうか?
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そうですね、期待人材像についてもう少し具体的に分類、整理をしてみましょう。
人事評価でいう期待人材像にはいろいろな分類方法がありますが、一般的には 成果・貢献、 能力、 情意(じょうい)に大別でき、それぞれの意味するものは次のとおりです。
成果・貢献
事業(部門)目標達成に求められる成果や職務上与えられている課題への貢献
能 力
知識・技能、判断力、企画力、指導力、折衝力など従業員が身につけ、職務上で実際に発揮して欲しい能力
なお、職能資格制度を取り入れている会社では、職能要件と考えていただければよいでしょう
情 意
職務遂行における取り組み姿勢で、一般的には規律性、積極性、責任性、協調性などのいわゆる勤務態度のこと
企業理念や事業方針によって期待される内容は異なります。例え同じ業種であっても、自社と隣の会社とが従業員に期待する内容がまったく同一であるのはおかしいでしょう。それでは差別化が図れません。創業の経緯や事業規模、そして経営者の方針などが違うのですから、当然期待人材像も違うものが求められます。
したがって、どこかの企業の期待人材像を借りてきて、そのまま使っても役には立ちません。
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<ポイント>
期待人材像は 成果・貢献、 能力、 情意にわけて考えますが、企業が納得した独自のものでなければなりません。
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