<管理職からの質問>
管理職の自信のある表情 パートタイマーの場合も1時間の年休の請求があれば、与えなければならないのですか?
 
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<解説>
社労士 パートタイマーであっても、パートタイマーにも適用される内容で労使協定が結ばれていれば、時間単位の年休は取得できます。
パートの時間単位年休 考え方は、正社員と同じですが、取得できる時間数が違ってきます。
 1年間に5日分までという条件は同じですが、1日の所定労働時間が5時間のパートタイマーの場合は、
 5時間×5日=25時間分が限度となります。
 
 ところで、1日の所定労働時間が4.5時間のパートタイマーの場合はどうなるかというと
 4.5時間×5日=22.5時間→23時間ではなく
 5時間×5日=25時間分が限度となります。
 理由は、1日あたりの所定労働時間に1時間未満の端数がある場合は、1時間に切り上げて計算するという扱いとしなければならないからです。
 
 前回のblog「1時間の年休ってありなんですか?」も参照ください。

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<ポイント>
! パートタイマーにも適用される労使協定が結ばれている場合は、パートタイマーでも時間単位年休は取得できます。ただし、利用できる時間数の上限が異なります。
 
改正労働基準法に係る質疑応答~「1日の所定労働時間に1時間に満たない端数がある場合」
 
Q28:時間単位年休について1日の所定労働時間の1時間に満たない時間数は時間単位に切り上げることとなるが、1日の所定労働時間が7.1時間の場合、5日分で35.5時間となるのでこれを36時間とし、40時間とする必要はないのではないか。
 
A28:年次有給休暇は日単位で付与され、取得することが原則であるので、1日分の年次有給休暇が何時間分の時間単位年休に相当するかを予め労使協定で定めることが必要とされる。その際、労使協定で定める時間数は、1日の所定労働時間数を下回らないものとされていることから、1時間に満たない時間数については1時間に切り上げる必要がある。したがって、設問の場合には1日の時間数を8時間とする必要があるため、5日分の合計は40時間となる。