<管理職からの質問>
 自分にも思い当たる節がありますが、褒めようとするとどうもぎこちなくなってしまいそうです。自然にできるようになるにはどうすればよいでしょうか?
 
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<解説>
社労士 褒めることに慣れていない方は、「頭ではわかっていてもどう言葉に出してよいかわからない。不自然になってしまう」という声を聞きます。褒めることが何か一大事のようになってしまっているのでしょう。
 
「ありがとう」は褒めにつながる第一歩 そんなに大げさに考える必要はありません。まず「ありがとう」または「サンキュー」と言ってみることから始めればいいのです。この言葉も使っているようですが、実際のところあまり耳にしません。
 
 職場ではありませんが、お店で買い物をしたときに「ありがとう」と言っているお客がどの程度いるでしょうか? 残念ながら殆ど見かけません。こちらはお客なので偉そうにして当たり前という姿勢ではなく、買わせていただいたという感謝の気持ちを持って「ありがとう」と一言伝えましょう。その練習から始め、次に職場で使ってみましょう。
 
 部下が今までと何か違うなぁという表情になれば成功です。
 
 このステップが踏めれば、その後は相づちを打つ、質問する、そしてまた感謝する=褒めるということを繰り返していけばいいのです。
  
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<ポイント>
! 部下を褒める習慣がついていない管理職は、まず「ありがとう」「サンキュー」という言葉を声に出してみましょう。その練習は、外で買い物した後に店員に向かって「ありがとう」と言ってみるのがよいでしょう。
 
 
 
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