<管理職からの質問>
管理職の困った顔 清掃は、職場をきれいに掃除しておくことと考えていましたが、整理・整頓の説明を聞くとそれ以上に理解しておかなければならないことがあると思いますので教えてください。
 
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<解説>
社労士 清掃は「身の回りや職場のものをきれいにしておき、いつでもすぐに使えるようにすること」と定義でも書きましたが、ただ身の回りをきれいにしておくだけではなく、職場のものをきれいにし、その状態を保ち、そしていつでも清掃のポイントすぐに使えるようにしておくことが大事なのです。
 
 清掃をすることによって狙う効果としては、
 ■お客様に良い印象を与える
 ■作業の効率性や安全性を高める
 ■衛生面状態を保つ
 ■管理状態の異常を発見する
 ■機器や什器、設備の故障を未然に防ぐ
ということが挙げられます。

 
 清掃を実践するためには、
 ■誰でもがゴミを拾う、汚れていたら拭く習慣をつける
 ■作業が終わったらすぐ清掃する(元の状態に戻す)
 ■日常点検・日常清掃のやり方を決めて、必ず行なう
 ■清掃担当場所を決めて、必ず行なう
ということを徹底しなければなりません。
 

 このとき5Sの実践が従業員の身についていなければ、管理職が率先して手本になって行うことが必要です。指示するばかりで上司が動かなければ部下も動きません。上司が言葉だけなら、部下も「わかりました」という言葉だけに終わってしまいます。

(PDFダウンロード)
 

 
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<ポイント>
! 清掃は、ただ身の回りをきれいにしておくだけではなく、職場のものをきれいにし、その状態を保ち、そしていつでもすぐに使えるようにしておくことが大事なのです。汚れたり埃のかぶった機械や工具、書類を使うのと、きれいなものを使うのとでは、どちらが気持ちよく使えますか?と考えてください。
 
 
 
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