<管理職からの質問>
管理職の困った顔 管理職として自分ひとりでは仕事ができないことを身にしみて感じるようになりましたが、部下に仕事を任せることの難しさも同時に感じています。そこで、改めて「部下に仕事を任せる」とはどういうことか教えてください。
 

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<解説>
社労士 「部下に仕事を任せる」ことは、管理職の重要な仕事の一つです。
 
 管理職には、担当する部署の業務を円滑に進め、期待されている成果を出すという責任がありますが、そのためには部下を管理監督します。具体的には、部下の仕事をチェックして指導をしたり、多少の距離をおいて見守る=任せたりします。この「チェックや指導」と「任せる」は両方とも必要ですが、部下の能力に応じてウエイトの置き方は異なります。初心者や能力の低い者に対しては前者のウエイトが大きくなり、ベテランで能力の高い者に対しては後者が大きくなりますが、いずれにしても「任せる」部分は必ずあります。(「チェックや指導」もどのような部下にも必ず必要です。)
 
 ところで、「任せる」ことと「放任」とは違います。「放任」とは、成り行きにまかせてほうっておくこと、干渉しないことですが、そのような状態では殆どの場合、良い結果が得られません。それは、放任すると部下自身の基準で仕事をしてしまうことになるからです。
 
 また、「放任」は管理職の管理監督責任の放棄です。責任を放棄しておきながら、部下が仕事でよい成果を上げられなかったら怒鳴って部下の責任にする管理職も中にはいますが、それは決してやってはいけないことです。
 部下に仕事を任せる

 「部下に仕事を任せる」とは
 ・部下の能力に応じて、
 ・任せる仕事を示して、
 ・上司が期待する水準で成果を出させるよう
 ・部下に仕事のやり方をある程度任せて
 ・上司の責任において見守る
 ことです。
 
 部下に仕事を任せることで部下は成長して喜びを感じ、また部署の仕事は効率的に運ぶようになるのです。
  
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<ポイント>
! 「部下に仕事を任せる」ことで部下は成長して喜びを感じ、また部署の仕事は効率的に運ぶようになります。「放任」とはまったく違います。「放任」は管理職の責任放棄で、決してやってはいけないことです。
 
 
    
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