<管理職からの質問>
管理職の困った顔 東日本大震災では、想定しにくいようなことで大きな被害が出ましたが、私たちが普段から災害に備えておくことは、何でしょう?
 

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<解説>
社労士 災害が起きたときに防ぎたいこととして、直接被害を受けることはもちろんですが、パニックを起こさないということも重要なポイントです。
 
 災害が起こったとき、“混乱せず冷静に”とわかっていてもなかなかできません。平時なら小学生低学年でも判断できるようなレベルのことが、パニックに陥ってしまうとできなくなってしまい、時には被害を大きくすることもあります。
パニックを防ぐ 
 そのときに役立つのが「訓練」です。
 予め災害を想定し、どのように行動すればよいかイメージする訓練(イメージ訓練)と、それを実際に行動に移して体に覚えさせる(一般的にいう防災訓練)です。これら訓練は繰り返しが必要です。1回や2回では効果は薄いでしょう。
 
 さらに、災害対策(特に災害直後の対策)を立てるにあたっては、次のようなことも考えておくとよいでしょう。
①やらないこと(優先順位の低いこと)はやらない、捨てる。すなわち、最重要なものだけを決めておく。
②各担当に任せることを予め決めておき、実際災害が起こったときは判断させ、任せる。
③組織として必要なときは、迅速、かつ、具体的に指示を出す。
 
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<ポイント>
! 災害を少なくするには、災害時にパニックを防ぐことがとても重要です。そのためには体に覚えさせるほど訓練を繰り返し行うことが大事です。また、優先順位の低いものは捨て、最重要なものだけに絞るということも効果が大きいでしょう。
 
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<他社に学ぶ>
他社から学ぶ 防災訓練を年2回実施している施設で、何回も訓練をして慣れてくると、余裕が出てきて訓練の最中に笑顔で参加している人を見かけることがあります。その人は災害の恐ろしさをイメージできていないし、組織としても緊張感を欠いていると、消防署長から厳しく注意を受けました。
 まったくその通りだと思います。従業員が笑顔を見せているような会社は、すぐ防災訓練そのものを見直してください。
 
 
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